この色を好む人は愛情深く穏やかで、細かい所に配慮が行き届く「気配り派」と言われます。多用し過ぎると、甘ったるくなり、「守られたい」という依存心の強さや、逆境の時に現実逃避する傾向も見えるため使う分量に注意が必要です。
幸せや平和主義を象徴する色とされ、基本的に人に幸福感をもたらすように作用します。ピンクに関しては心理的に与える影響としてはマイナス面が少ないとも言われます。
また、争いごとやギスギスした関係を回避させる働きもあるので、対人関係で自分が攻撃的になっていると感じた時や、目標に向かって走り過ぎ、周囲への思いやりを失いがちになっている時は、意識的にピンク色を取り入れると、優しい目や心で周りを見渡せる余裕が生まれるでしょう。
ピンクを美しいと感じる時は、体調の良い時です。 生命力にあふれ、カラダが自然に活性化していて、心が「幸せ」な状態の時だと言われます。
逆に、体調が悪い時や、強い恐怖・不安がある時はピンクを身に着けようとはしないものです
体調不良改善、老化防止
交感神経を刺激して脳に血液を送る働きがあるため、痛みの軽減や疲労緩和という体調不良を改善する働きや、脳を刺激するという意味で、老化防止・ボケ防止にも役立つと言われています。
ファッション効果
ピンクというと男性はファッションに取り入れにくい色だと思われがちですが、同じピンクでも、サーモンピンクやローズ系のものなら大人の男性にもよく似合います。男性が気にするほど女性は男性が「ピンク」を身に着けることに抵抗感はなく、むしろ女性にとって好意的に感じる色だと言われています。
インテリア効果
ピンクは髪や肌を美しく保つ美容効果にも優れていると言われています。
そこで、ドレッサー周りにピンクの小物を集めたり、パウダールームにピンクを取り入れるのもお勧めです。またリビングや寝室のクッションカバーやカーテンなどに、少しでもピンクを取り入れることで、既に述べたように疲労感を軽減したり、いつまでも若々しいカラダを保つ効果も期待できます。 多忙な毎日で睡眠時間も短いという時は、短時間でも気持ちがおだやかになり、筋肉の緊張を緩めることができるので、寝室のインテリア・ベッドカバー・寝具・パジャマにピンクもお勧めです。
ピンクが好きな人の深層心理
美・活力への憧れ・女性的な性質・老いへの恐れなどが、ピンクを好きにさせます。
ピンクの好きな人自身は生命力にあふれ、健康でいくつになっても恋愛感情を失わない人です。ピンクによって「自分は若々しく美しい」「おだやかで優しい」「ロマンティスト」というイメージを伝えようとしています。良い所は、夢や希望を失わず、いつも元気で若々しくしている所です。現実逃避は良くありませんが、あまり現実的にならないで、おおらかに潤いを求めて生きるほうが、ご自分らしさを表現できるでしょう。